【レビュー】花田徹也『文法特急』『文法特急2』の内容・レビュー・おすすめの勉強法

『文法特急』

タイトル 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
著者 花田徹也
発売日 2009年10月
ジャンル TOEIC リーディング Part5&6
収録内容 Part5&6 118問
レベル 初中級

 

 

『文法特急2 急所アタック編』

タイトル 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
著者 花田徹也
発売日 2010年9月
ジャンル TOEIC リーディング Part5&6
収録内容 Part5&6 130問
レベル 初中級~上級

 

『文法特急』レイアウト

見開き右ページに問題。ページをめくると見開き左ページに解答解説、の繰り返しです。

 

『文法特急』『文法特急2』レビュー

発売からすでに10年近くが経とうとしているこの文法特急ですが、今でも相変わらず定番の一冊(二冊)として多くの人に使用されています。

 

今回、レビューを特にあたり二冊とも解き直してみましたが、実際、本書に掲載されている問題は今でも間違いなく頻出のものです。

Part5は当時から出題形式などが変わっていないということもありますし、問われるパターンというものも殆ど変わりませんから、TOEICの基本をガッチリと抑えている本書は、TOEICのPart5の形式が変更にならない限りはずっと使えるものと言っていいでしょう。

 

最近は10セット近く収録の模試や1000問以上収録された問題集などが人気で、「とにかく多くの問題を解く」ことがTOEIC対策としても重要視されていることを考えると、本書の収録数は少し物足りないように見えますが、TOEICのベーシックなパターンをきちんと解説することを考えると、やはりこのサイズとページ数では1ページ問題/1ページ解説のこのタイプがちょうどいいと思います。

 

使用においての注意点も少し述べます。

 

まず、本書はあくまで問題集ということです。解き方をパターン分類して章立てに分けているようなものではないため、体系立ててTOEICの文法問題の解法を学びたい場合は、本書よりももっと参考書チックなもの(『究極のゼミPart5&6』など)を先にやるほうが良いでしょう。

 

また、文法の基礎はある程度わかっていることが前提です。

「S、Vって何?」「過去完了形って?」のような文法初心者レベルの人は解説を読んでもわからない部分が多いと思いますので、先に文法の参考書で勉強したほうが効率が良いと思います。

 

上記の点に注意して利用すれば、TOEICの超定番頻出パターンはこの2冊でかなりの部分が抑えられます。

目標700くらいの人であればPart5を得点源にすることができるようになるでしょうし、900以上の高得点を目指す人であれば、本書に出てくるレベルの問題は間違えないようにする必要があります。

 

『文法特急』『文法特急2』ネット上の評判

 

 

『文法特急』『文法特急2』のおすすめの勉強法

問題集ですので、何はともあれまずは解くこと。章ごとの頭に「この章の目標は○分○秒」なんてありますが、これはあまり気にしなくていいです。1問ごとに解説を読んでいくことになるわけですからね。

回答して解説を確認し、わからない部分がないようにし、理解できない所があればお手持ちの文法書や参考書などでチェックします。

 

そして肝心なのが、一冊100問ちょっとを何周も繰り返し、完璧にすること。

これは答えを暗記してしまって意味もわからずではなく、解説を理解し、類問が出たときにも正解できることを意識して繰り返します。

もちろん実際には何周もやっていれば答えは覚えてしまいますが、そこをあえて、理屈を理解できることをきちんと意識して問題を回していきます。

 

そして復習には無料音声のDLを利用し、音声を聞きながら音読なども効果的です。

 

「文法特急2」のコラムには「文法特急」を500周したなんて話題が載っていますが(昔は結構論議を呼んでいました、コレw)、そこまでではなくても、自分が完璧と思えるようになるまでは必ずやるべし。

 

 

花田徹也『文法特急』

821円
8.3

難易度

8.0/10

頻出度

9.5/10

ボリューム

7.0/10

価格

8.0/10

総合評価

9.0/10

Pros

  • 基礎を抑えた高頻出パターン
  • 解説が丁寧でわかりやすい

Cons

  • パターンが体系化されていない