【レビュー】西きょうじ『ポレポレ英文読解プロセス50』の内容・評判・おすすめの勉強法

『ポレポレ英文読解プロセス50』の内容・構成

タイトル ポレポレ英文読解プロセス50
著者 西きょうじ
発売日 1993年9月
ジャンル 大学受験 英文読解・構文参考書
収録内容 例題50文+構文解説
対象レベル 大学受験完成・難関大対策

 

 

『ポレポレ英文読解プロセス50』レイアウト

例題は必ずページの見開きの左上に配置されるようになっています。解説は必ずしも見開きのページや右ページで終わるわけではなく、余白がある場合には確認問題や参考コラムなどが掲載されていて、無駄のない作りになっています。

 

『ポレポレ英文読解プロセス50』レビュー

発売から20年以上経っているにも関わらず、受験英語構文参考書のトップクラスの位置を保っているのは凄いの一言。というか「今でも受験生はポレポレなのか!」とびっくりしたくらいです。

 

上のレイアウト解説で引用させていただいたページを見ればわかりますが、入り組んだ英文の構造を板書で解説するかのように、わかりやすく解きほぐしてくれます。

 

ただしこの本、見た目とは裏腹に難易度はかなりのもの。

 

短い例文に対して解説が何ページもついているところからもわかると思います。あえて受験生が引っかかりやすくて取りづらい構文をチョイスしているので、まずはこれを使用するには、標準的な受験参考書の英文(センター等)は突っかからずに文型を取って読むことができるのは前提

 

よくある罠ですが、同じ著者の姉妹作のような参考書、「基本はここだ!」(コレも良書です)をやって、次にこの参考書を直でやると、レベルが隔絶していてまともに解けない人が続出です。ここだけは注意をましょう。

 

 

もしこの2冊をやる場合、順を追っていくにはなにか間に挟む参考書が必要です。一般的には「ビジュアル英文解釈」「英文読解の透視図」などが相性が良いと言われていますが、これもそのうち書きたいと思います。

 

『ポレポレ英文読解プロセス50』ネット上の評判

 

 

 

『ポレポレ英文読解プロセス50』のおすすめの勉強法

まずは1周めをガチンコでぶつかって、へし折られながら解説を読み込み理解すること。

こういう難読構文参考書はある意味パズルのようなものなので、ずるっこして種明かしを見てしまうとあまり勉強になりません。『基礎英文問題精講』のような語法やイディオムを集めたものとは別のタイプの構文参考書ということに注意です。

 

そして2周め以降は1周めでの理解が本当に身についているのか、解説のとおりに構文が取れるかを確認していきます。SVOCや文構造を書き出してもいいでしょう。また同時に、できれば音読をして体に参考書の文章を叩き込みましょう。古い本のため音声がないのは残念ですが、どのみちリスニングには適さないような文章なので気にしなくてもいいと思います。

 

英文自体は短文が50なので、他の参考書で音読などをやっていても、さほど負担にならないでしょう。音読をするときも漫然とではなく、構文を取る復習を音読で行っている、と意識してやりましょう。

受験生の中にはこれを何十周もやっている方もいます。そこまでじゃなくても構いませんが、自分の納得行くまでやってください。

西きょうじ『ポレポレ英文読解プロセス50』

818円
8.4

難易度

8.5/10

頻出度

9.0/10

ボリューム

6.0/10

価格

10.0/10

総合

8.3/10

Pros

  • ハイレベルな構文をマスター
  • 洗練された構文解説
  • 薄いので何度も繰り返しやすい

Cons

  • センター~私大中位受験生には不要
  • 分量は少なめ