TOEIC勉強法:基礎からのPart7対策 最初に何を勉強すればいいか?

新元号も発表された4月吉日、今年度からTOEICの勉強を始めよう!と思っている方も多いと思いますので、本日よりしばらくはTOEICの勉強方法について書いてみたいと思います。

筆者はゼロからTOEICを独学で勉強し、1年半で900点達成、その後の1年で975点までスコアを伸ばせたという実績があり、ある程度皆さんの参考になるのではないかと思います。

また、このシリーズの記事は、中学・高校レベルの基礎的な学習は一通り終わっているものと想定していますので、中学レベル・高校基礎レベルからやり直したい!という方は、以下の記事を参考にしてみてください。

>>まずは中学・高校英語から!TOEIC「以前」の英語学習方法をご紹介します! 

 

TOEIC Part7の特徴

Part7は、いわゆる長文読解問題です。基本的には4択問題での内容一致および不一致問題。文挿入問題も新形式からは存在します。

前半の29問は1つの文章だけを読んでの解答で、シングルパッセージ問題(SP)と言われ、後半の25問は複数の文章を読んで設問に答えるもので、マルチパッセージ問題(MP)と言われます。

 

TOEIC Part7と試験時間

TOEICの長文問題の特徴は、平易な英文を大量に読ませ、時間内に解き終わることが難しい分量の問題を出題するというものです。

TOEICをあまり知らない人の一般的なイメージでは、難しいビジネス文書や契約書、英字新聞の記事などが出題されると思いがちですが実はそうではなく、契約書や新聞記事が出てきても、TOEIC用に作成されたもので、語彙のレベルや構文の難易度などは抑えられています。

とにかく初学者の方が大変に思うのが分量で、実際初学者どころか800点台程度でも、問題を全問とき終わらない人が多いくらいです。

TOEICのPart7は英語の試験であるというだけではなく、タイムマネジメントの試験であると言われるのはこれが原因です。

 

TOEIC Part7の勉強法

TOEICでは難しい英文は出てこないので、例えば大学受験で使うような「英文解釈教室」のような難しい構文を読むための勉強は必要ありません

そのかわりに、チラシや見積書、注文書、SNS、新聞のように、様々な形態、様々なフォントで書かれた英文をすばやく把握していく勉強や慣れが必要です。

管理人の体験談でもありますが、大学受験でしか英語に触れていないと、このように色々なフォントの英文を読むというのがイメージ以上に手こずりますし、チラシや注文書などのように、紙面の様々な部分に目を飛ばす(頭から順番に読んでいく英文ではない)ということがスムーズにできません。

ですので、なにはともあれTOEIC形式の問題を演習しながらの「多読」がおすすめです。

試験対策的な話になりますと、TOEICのPart7に慣れてくると、「ここがごちゃごちゃして分かりづらい数字が並んでるから問われそうだな」とか、「ここに目立たない注釈があるから答えになりそうだ」など、予測しながら読めるようになるため、英文だけではなく問題演習に慣れることにより、かなり早く問題を解いていくことができるようになります。

 

TOEIC参考書でパターンを確認

上でもおすすめしたとおり、TOEICのPart7は多読がおすすめですので、「これ一冊だけ!」と絞り込むよりも、定評のある色々な問題をたくさん解いていくことがおすすめです。

それでも解き方的な参考書のおすすめをと言われれば、

 

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まずはおなじみ「究極のゼミ」。これもKindleUnlimited読み放題対応なのが素晴らしいですが、 さすがにPart7は電子書籍ではやりづらいかも。内容の確認にとどめて、実本を買うのがいいでしょう。

 

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もう一つは「究極の技術」。どちらをやってもいいですし、演習量をこなすために両方やってもいいと思います。

TOEIC問題集で演習

Part7に関しては、実際の試験のレイアウトの問題から、基本的には問題集よりも模試での演習を行うことをおすすめします。新書サイズやB5サイズではMP問題が掲載できなかったり、逆に問題が長くなりすぎて5ページに渡っていたりと、本試験とは物理的な部分が違いすぎてしまいます。

模試については別に記事をかくと思いますが、基本的には公式問題集を最優先にした上で、それ以外の模試はAmazonレビューなどを参考に選んでいくのが良いでしょう。

ひとつだけ注意をするならば、評価が高くても、たくさんのセットが入っている模試の場合、解説が殆ど無いようなものもありますので、初学者のうちは解説が詳しいものを選ぶのが良いと思います。例えば「至高の模試」などですね。

 

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復習の方法

問題を解いた後の見直しに関してですが、大事なのは、正解の根拠がどういう構造になっているかということ。単純にここに〇〇だから正解は〇〇!というような設問は気にすることはないです。

ですが例えば、文章の上の方で「故障のときには保証する」とあり、下の方の返品理由に「水濡れによる故障」とある…あ、でも一番下の※で水没は保証対象外だ!のように、パズルのように根拠が入り組んでいるものは、きちんと確認していきましょう。

これを繰り返していくと、問題の作り方のパターンが分かってきて、設問を読むのも楽になりますし、解く時も「はいはい、なるほどこのパターンね~」というような感じで解けるようになってきます。

 

どうしても問題の解き方がわからない人は

Part7は、英文読解問題なわけですが、テストとしては、設問と本文を照合し正解を導き出す、というテストです。これは小学校の国語のテストなどから慣れ親しんだ形式ではあると思うのですが、人によっては国語のテストがすごく苦手だった、という人もいると思います。

母国語でできないことを英語でやるのもなかなか難しいですよね。

そこで、遠回りにはなってしまうのですが、現代文の参考書をやってみる、というのも一つの手です。

 

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論理的な文章の読み方ができないと、Part6の文脈依存問題や、文挿入問題にも 影響がありますので、現代文苦手だったな~という自覚があり、TOEIC Part7が苦手な人は実はこれが問題解決になるかもしれません。

 

まとめ

TOEICリーディングは高得点者でも時間との戦いですし、初学者の方はMP問題に到達できない人もいるくらい、時間が足りなくなります。

だからといって、闇雲に焦って雑に読んで「速読!」とやっているようでは得点は変わりませんし、難しい文章を読んでみたり、とにかく早く音読してみたり色々やってみても、なかなかうまくいかない事が多いようです。

TOEICのPart7時間短縮のコツは、それよりも問題形式のパターンに慣れて、設問に悩まず止まらずに解けるようになることです。そういう意味ではPart7のやりこみというのは英語力の向上ではなく「試験対策」ではありますが、結局の所試験という形式ではすべての英語力を計れるわけではありません。

Part7の対策は対策で割り切って、目標点を取ってTOEICを卒業してから、読みたい文章や難しい文章、趣味のための文章などにトライする、と考えましょう。